釣行日記 (2010年)

2010/12/19 小名浜沖堤
 前々日は夜が明けるまで会の仕事をしてしまった、ほぼ徹夜に近い状態。新法人移行の対応に追われている為である。こんな法案作りやがって、、と恨み言を言いながら気づいたら明るくなっていた。。
 昨晩は久しぶりの同級生忘年会があった。早めに退散して明日の釣りに備えようと思っていたが、盛り上がってしまい遅くまで飲んでしまった。。朝の4時にチームメートが迎えに来る予定になっているが帰宅したのが3時過ぎ。このまま寝たらたぶん起きられないだろう。。徹夜でもなんとかなるだろう~!
 そんな状態で小名浜沖堤へ。としぼーの渡船乗り場も変更になった。変更になった渡船乗り場は駐車場から近くなってとっても便利。荷物を持って移動距離が短くなったため楽チン。
 朝一の渡船に乗って第二5番へ向かう。ここまではまだ元気があったのだがその後は電池切れになってしまった。朝方ポツポツとアイナメが釣れたものの立っているのも苦痛になり、寒風吹きすさぶ堤防上で爆睡モード。とうとうまともな釣りはしないまま終わってしまった。
 チームメートは40オーバーのマコガレイを釣ったそうであるが、写真撮影する元気もなく、目視する気力もなかった。申し訳ないことをしてしまったと反省!


2010/12/05 小名浜沖堤
 先週は会議、来週も会議、釣りが出来るのは今日ぐらいしかない。幸い先日までの悪天候がウソのように好天に恵まれそうだ。今日はAさんと小名浜沖堤へ向かう。デカナメ釣るぞ~!
 長年沖堤に通っているが、なぜか12月の第一週は釣れたことがない。11月末頃はポコポコ釣れても12月に入ったとたんパタッと釣れなくなる。12月上旬が過ぎるとまた釣れ出す。不思議だが12月上旬は釣れない・・。しかし、今年は高水温で海水温は未だ16.4℃あるようだし、「海的には例年の11月中旬ぐらいだろう・・」と勝手な解釈をしてしまう。例年だと初雪を経験しアイスバーンに気を遣う時期なのだが今年はポカポカでまったく雪の降る気配はないようだし冬って気もしない。
 12月から渡船時間は朝一6時出発に変更となったようだ。一番船で第一堤防7番へ渡ると「あ~れ~、ガラガラじゃない、ラッキー!今日は先端方面を探ろうかなぁ・・」そう思ったのもつかの間・・。後発の渡船で8番付近へたくさんの方々が降りてあっという間に隙間が無くなってしまった・・。それでもせっかく7番から8番まで歩いて来たんだからと、少ない隙間にお邪魔させていただいて糸を垂らす・・。糸を垂らすが何の反応もない・・。朝方は木くず・枝クズのようなゴミが堤防にまとわりついて、垂らした糸がゴミに運ばれて狙ったところに落ちない・・。それでも流れに沿って移動するスペースはないので、何度も何度も同じように落とすが、やっぱりなんの反応もない・・。ゴミの少ない外海側に狙いを切り替えるが、こっちも生体反応がない・・。時々2週前と同じようなコツコツと得体の知れない小魚がイタズラするが、釣れない・・。何時間も釣れない状態が続く。自分だけが釣れないのだろうか・・。Aさんに聞いたところAさんも釣れていないそうだ。同じ釣りスタイルの方々も多く見かけましたが、みなさんパッとしないようでした。
 お昼頃まで釣れない時間は続き、その後ポツポツと釣れはしたものの小物ばかり。あっという間に一日が終わってしまった。本日の釣果30クラス1匹。船頭さんの話では「別の場所は釣れたぞ」とのこと。
 場所が悪かったのか、運が無かったのか、今年も12月上旬は釣れなかった・・。


2010/11/21 小名浜沖堤
 ここ2.3日、ポカポカ陽気で風もなく最高の釣り日和だなぁ~と思っていましたが、海はけっこう荒れていたようですね。前日の土曜日に相馬沖堤の状況を聞いたところ、堤防上に波をかぶっているので渡船は出来なかったとのこと。夕方の状況でも波をかぶっているらしい。これは明日も危ないな~とのことで、小名浜沖堤に出向いてみる。
 11月まで朝一の渡船は5時30分とのことであるが、真っ暗なうちに堤防上へ上がってもしょうがないので二番船に乗るつもりで目的地に 到着する。船が戻ってくるのを待っている時間に、真っ暗な港が徐々に明るくなり出した頃、青・オレンジ・黒のグラデーションが見事だったので風景写真をパチリ。なかなか良い感じに撮れてますね。(自画自賛) 真ん中にピョコンと跳びだしているのがマリンタワーです。
 沖堤にはたくさんの方が渡りました。今日も暖かい予想なので釣り人が集まってくるんでしょう。当方は第一防波堤の7番へ渡る。7番付近は比較的余裕があったが、8番~先端あたりは入り込む余裕がないほどウキ釣り師でビッシリ。人気があるんですね~。8番付近の落とし込みで大型アイナメを狙いたかったが諦める。7番~8番堤防はテトラが入っていないので両側狙えるが外側はうねりがあるようだ。午前中は内側を攻めてみるか・・。満潮が朝4時頃、干潮が9時20分頃、その後の満潮が午後2時30分頃、7時頃からの釣りだしだから、干潮からの上げ初めと午後の満潮間近が狙い目かな。。
 朝から人気(ひとけ)の無いところを探り歩く。フグのエサ取りはほとんどない。あのフグたちはどこに行ったのだろうか・・。代わりに何かがコツコツじゃまをしてくる。小魚がいっぱい見えるが何かは不明なり。相馬ならチビ鯛だけど、小名浜ではその小魚は釣り上げられなかったので正体は解らず。チビ鯛のように「カッ・カッ・カツーン」とは来ない。ただ「コツコツ」しているだけ。上層だけでなく底でもコツコツ何かがエサを漁るようだ。でも釣れない・・。そのエサもぜんぜん食われた気配がないから不思議である。
 小名浜も相馬と同じように以前よりはアイナメの魚影が濃くなっているようだ。 明確なアタリからの20㎝~25㎝ほどの小物はそこそこ釣れる。2時間ほどで7.8匹は釣れただろうか・・。干潮時間が近づきアタリは遠のいてしまった。内側を攻めようが外側を攻めようが、何の反応もなし。干潮時間が過ぎて潮が上げ始めた10時頃、また「コツコツ」とアタリがある。
 「また小魚かい!」と思って合わせを入れたら、「ズシッ」っと十分な手応え、竿は「ぐにゃり」と弧の字になり、「グン・グン」と絞り込む。 小魚だと思ったのに予想外の手応えで少々慌ててしまった。
上がってきたのは「おなかポッコリ」の41㎝なり。
最近、「軽さ」・「感度の良さ」・「糸通りの良さ」とで、がまかつさぐり一刻を使っているが、この竿は掛けてからが気をつかう。掛けたら堤防から離すことを考えるが、柔らかすぎてなかなか思うように操れない。
この時間帯はポコポコ釣れた。この41㎝以外には35㎝クラスが2本。釣れる時間帯は2時間程度で終了してしまい、その後はピタッと釣れなくなる。ずーっと内側で粘っていたが、いっこうに釣れる気配もないので外側に場所を移動して釣っていると珍しい魚が釣れたので記念に一枚。少々小ぶりなメジナではあるが(大きい方で28㎝)小名浜でメジナの大物が釣れた話は聞いたことがない。ウキ釣りで狙っている方も多いようだが釣れてもこのクラス。落とし込みでは滅多にかからない、釣れても手のひらサイズ。そんなメジナが釣れ出したところで帰りの時間となる。このぐらいの大きさになれば引き味もけっこう面白い。 タバコの箱が潰れて貧乏くさく感じますが、中にはまだ数本入っています。一日ズボンのポケットにタバコを入れて釣りをしていると不思議とこのように箱が潰れます。
 今日は出発時気温0℃、車の窓ガラスはバリバリ。日中はポカポカ陽気で防寒着いらずなり。


2010/11/14 相馬沖堤
 小名浜の海水温も徐々に下がり、現在17℃程度になってきたようだ。今まではサバ・イナダ等青物の天下だったようだが水温低下でそろそろカレイ・アイナメが釣れだすことだろう。今回は小名浜沖堤ではなく相馬沖堤へ出向いてみることとする。(小名浜はタコ狙いが多いので・・)
 今日は風もなく寒さもほとんど感じない、釣りをするにはちょうど良い天気になるだろう。これでお目当ての大物が釣れれば最高なのだが・・。 大物の記念撮影に備えて携帯のレンズをキレイに拭いておく。
 沖堤へ渡ってみると「いやいやしばらく来ない間に海鳥のフンだらけになってるな~」てのが第一印象。それほど渡っている人も多くない。浮フカセでクロダイまたは青物を狙っている方、テトラの穴釣りでソイ・アイナメを狙っている方、何を狙っているのかは解らないがルアー釣りの若者が多いようである。また、テトラ側に長竿を振っている方がいるようだがクロダイ前打ちなのかアイナメ探りなのかは定かではない。
 堤防上から水面をのぞきこむと、水が透き通っているようで小魚がたくさん見える。「これは今日もエサ取りに苦労しそうだなぁ。」 釣りだしてみると案の定、上層でガッ・ガッ・ガツ~ンと明確なあたりなのだがさっぱり針掛かりしない。それもそのはずである、小魚の正体はミニチュアサイズの真鯛・黒鯛・メジナである。5号・4号の鉤が口へは入らないようなミニチュアサイズが頻繁にエサを追っている。 これでは釣りにはならないので落とし込みは中止とし、重オモリでの探り釣りへ変更。
 肝腎のアイナメは・・。前回、アイナメ狙いで相馬沖堤に来たときから比べると、釣れるアイナメの数は圧倒的に多くなっているようだ。しかし、チビサイズしか釣れない・・。 乗っ込みで寄ってきたとは思えないチビばかりなり。本日の釣果 一日釣りをして、まあまあサイズの30クラスが2匹なり。最長32㎝。
 エサ取りの激しさから「赤イソメ」2パック(2,000円)では途中エサ切れになってしまった。相馬沖堤は堤防際にブイが浮いている。漁師が網を入れているそうだが何を獲るための網なのだろうか気になる。(こんなに近くまで寄せなくても良いだろうに・・。)


2010/11/07 八戸沖堤
 金曜日にAさんが治療に訪れる。「祝日の釣りはどうでした?」から話が始まり、「日曜日に天気が良かったら八戸へ行きませんか?」との提案があった。「え~、日帰りで?」と思ったが、「日帰りはつらいぞ」との思いと、「そろそろ大物が釣れるんじゃないか」との思いが心の中を駆け巡る。
 とりあえず土曜日に船頭さんに電話してみることで話は棚上げにしておいた。そして土曜日に船頭さんへ電話をして話を聞いてみた。「明日の天気はどうですか?」 「風は?」 「風向きは?」 「サイズは?」聞けるだけの質問をしてみたところ、「船は出す、朝は5時から」 「風は真正面から、そこそこ強いよ」
「型の良いアイナメはそこそこ釣れている」 とのことであった。「風は強いのか・・、小名浜では強い風で釣りにならなかったばかりだからな~」、「そこそこ大物が釣れるようになってるんだ・・、でも渡船屋さんのそこそことポツポツはあんまりあてにならないからな~」、 いろいろと思案したが「大物が釣れている」と聞いてしまってからは心は一つ。Aさんへ電話報告をして出発の段取りを決めていた。
 仕事が終わって一風呂浴びて即出発。釣り場に到着してから車中仮眠する予定である。(結局、眠れず・・) 前回は最長40㎝だったから、45㎝オーバー、出来れば50㎝オーバー、運が良ければ自己記録を更新したい。 今度こそビッグアイナメを釣りた~い!
 高速道路の案内板ではどこも風速0m。そこそこ強い風だと言ってたがそれほどでもないんじゃない?そう思ったが、やっぱり海は別物のようだ。到着したらけっこうな風が吹いている。ゲゲヶ゛・・。
 堤防へはたくさんの人が渡った割に、真正面ら風を受けるせいか内湾側は釣り人が少ない。ラッキー。
エラコを剥いて釣りエサの準備、この準備時間がもったいない。気持ちは焦るがエサがなければ釣りにならないので黙々と作業を行う。そして釣り開始。。
 開始早々からポコポコ釣れるのだが型が小さい。
前回と同じだなー。不思議と上層で釣れるアイナメは小さく、キッチリ底をとって釣れるアイナメは比較的サイズアップするようだ。
 釣りだして30分ほどした頃、底でのコツコツあたりから合わせたらなかなかの引きがあった。サイズは36㎝。アイナメの姿をまじまじと観察したところ、これは産卵のために寄ってきているアイナメに間違いない。乗っ込みが始まっているんだと実感した。期待できると思ったが、釣れるサイズは20~25㎝ほどのチビアイナメがほとんどではあった。時々35オーバーが釣れる程度で45㎝目標なのに40㎝にも手が届かない・・。

 そろそろ帰りの時間を気にしだした頃、底にエサが届いた瞬間に「コッ」と微かなあたり、普通なら即合わせするところであるが、次のあたりを待つ。「コッ、コッ」と2回目のあたりで合わせたら、「グ・グ・・」と絞り込むような引きだったので期待したが上がってきたのは40㎝、残念な気持ちと嬉しい気持ち半々。
あわせが遅かったのでキッチリ飲まれてしまっている。(恥ずかしい・・。) Aさんも同じ頃に全く同じサイズの40㎝を釣っていた。本日の釣果 35㎝オーバー5本、最長40㎝。Aさんも同程度の釣果なり。
今回も前回釣行とほぼ同じ結果であった。ビックアイナメはまたまた釣れず・・。
 徹夜での日帰り長距離遠征は疲れます。帰りの移動は眠くて眠くて・・。「こんな強行軍は若いうちでなければ出来ないな」と思いながら、また行ってみたいと思っている自分がいる。
 ガソリンスタンドで給油中にスタンドのお兄さんに「この辺はいつ頃からスタッドレス交換が始まるの?」と聞いたところ、「もう始まってます」との答えだった。さすがに早いですね。


2010/11/03 小名浜沖堤
 会議/会議/台風で釣りへは出かけられなかった。明日は天の恵みか祝日である。もし天気が良いようなら釣りへ行きたくて前日からウズウズしている。ネットで予想天気図を見てみた。
今日は北日本に大きな低気圧が停滞しているようだ。「どうりで昨晩から今朝にかけてゴーゴーと風が吹いていたわけだ。」 「祝日はどうだ?」 「低気圧も北に移動するようだがこの天気図では明日も風が強そうだなぁ」。念のために釣り場の天気予報も見てみよう。
「あれ?一日中太陽マークでいっぱいじゃないか・・。風速1m~2m・・。午後から3m・・。気温も18度あるようだ。晴天で風もなくそれ相応に暖かい・・。格好の釣日和じゃないか・・。」
 天気予報を信用して、さっそくお世話になっている「としぼーさん」に電話をしてみる。「明日の一番船は何時ですか?」。奥さんから「5時30分ですよ!」との返答。5時30分?まだ真っ暗なんじゃない?・・と思いつつ、時間にあわせて出発する。
 渡船場に着くとやっぱり真っ暗であった。風も少しあるようだ。「今日は釣日和・・」のイメージをインプットしてしまったためか、「この風は朝だけだろう・・」と思い込んでしまった。朝のうちはまだそれほど風は強くなかった。糸を垂らした早々から立て続けにアイナメが3匹釣れる。いずれも25㎝ほどの小物ではあるものの、「しばらくぶりに小名浜へ来たけど、今日の小名浜は行けそうな感じだな・・」そう思った。
不思議とフグのえさ取りもあまりないようなので3週間分みっちり釣りを楽しむぞ~。そう思った。
 しばらくすると右からタコ釣り師、左からもタコ釣り師、挟み撃ちに合ってしまった。今日はなんだかタコ釣り師が多いようだ・・。タコ釣り師のかき回した後は釣れないとの先入観がある。しょうがないので場所を移動することとする。堤防上はたくさんの釣り人でやっと空いているスペースを見つけたのに残念だ。
ちょっと遠いけどあっちの空いているスペースまで移動するか・・。その移動の途中、突然風が強くなり出した。みるみる強風になる・・。「この風は一時的、そのうち弱まるだろう・・」そう思いながら釣りを続けるもいっこうに弱まる気配はなく、さらに強くなっていく。強風で竿は「しの字」にしなってしまうは、仕掛けは落ちないは・・。波しぶきでメガネが汚れて見えにくいは・・。とても釣りにはならない。
午後3時帰船の予約を12時に変更してもらって早々の撤収。
最近の天気予報は以前と比べるとずいぶん正確になったなーと思っていたが、今日は大ハズレ。自分の経験を優先すれば良かった・・。18度の気温予報も10度であった。今日は冬の防寒着が必要だっただろう、しかし秋の釣日和仕様のウエアの当方にとっては我慢比べのつらい一日であった。


2010/10/11 名も知らぬ漁港
 せっかくの連休だというのに雨と高波で日曜日は釣りにならない。小名浜や相馬ではいつもこの時期にはアイナメは釣れなかった。(昔はこの時期釣れたんだけどなぁ、ここ5年ほど釣れないようだ。昔はフグも少なかったような気がする)。今年はとくに水温が高く青物しか釣れていないようだし釣りへ行っても楽しめないと思い、またまた北方面へ釣りに出かけてみる。
 今回は目的地を考えずに適当な港を見つけて釣りをしてみることとする。岩手県を車で移動しながら港を探す。港の風景を見ながら「ここはダメ、ここもダメ」そんな感じで探していると小さな港ではあるが、何となく良さそうな港が見つかった。その港では釣り人が一人糸を垂れている。その釣り人に「この港はどうですか?」と尋ねると、「ここは穴場なんですよ」との返答であった。その返事を聞いて我々もここで釣りをする事に決める。
 釣りだしてみると確かに魚影は濃いようだが、釣れるサイズは小さい。釣れども釣れどもチビアイナメばかり。釣ってはリリース、釣ってはリリース。
それでも一匹だけは良型サイズをゲットする。(41㎝)。時間延長して釣りをしたために、高速で40キロもの渋滞に巻き込まれてしまったが地元ではアイナメとは遊べない季節なので楽しい釣行であった。


2010/10/03 八戸沖堤
 釣りをするのはどのぐらいぶりになるだろうか・・。9月に福島県で鍼灸の大きな大会があり、企画運営準備のために釣りへは行けないでいた。大会が無事に終わり、やっと釣りに行けると思ったら台風到来にて釣りどころではなくなっていた。今回はしばらくぶりの釣りなので北方まで遠征する事としました。
船頭さんの話では、例年だとアイナメシーズンになっているはずなのだが、「今年は猛暑のせいかまだアイナメは居着いておらず、小さいのしか釣れないよ」とのお話しでした。 餌のエラコでさえ海水温が上がって獲りにくくなっているとのこと。北の海も今年の猛暑はこたえたようですね。
堤防上では、ルアーでのヒラメ釣り・青物狙い、サビキでのタナゴ・青物狙い、テトラ穴釣りでのソイ狙いの方が多かったようです。我々はいつものように落とし込みにてアイナメ狙いの予定でしたが。強風と上層でのタナゴ・チビイシダイの餌取りが激しいので重オモリにてさぐり釣りにてアイナメ狙いをする。
釣りだしてみると、釣れるのは20㎝あるかどうかのチビアイナメばかり。「これじゃあ、5時間もかけて遠征した甲斐がないなぁ~」。そう思いながらも釣り続ける。一日釣りをして釣れるのはチビアイナメがほとんどではあったものの、Aさんと二人でタモ入れ9回。「釣れないよ」と言われた割にはまずまずの釣果だったと思います。サイズは小さくても釣りをしているのが楽しい八戸沖堤でした。次回は取り込みに苦労するようなビックアイナメが釣りたいなぁ。。。
 今回はじめて「がまかつ」の竿を使ってみました。「がま波さぐり一刻」。使ってみての感想は、外ガイドの割には穂先がしゃんとして落とし込み竿に近い。なんと言っても軽い。黒鯛工房のZLよりも軽いかもしれない。感度も良好。前作からトップガイドが改良されているようでPEラインでも糸がらみしにくいようだ。釣れてからも40ぐらいだと苦労せずに浮いてくる。難点は湿気で竿が濡れると糸が張り付きやすい事ともう少し硬くてもいいかな~。「がま波さぐり一刻」 なかなか面白い竿で気に入りました。

 今までに釣った事のない魚が釣れたので記念撮影。イシガキダイとリュウグウハゼのようです。
どちらも水槽で飼育したくなるようなハデハデなお魚さんです。生かしたまま持ち帰るのは無理なので
撮影後には海へお帰りいただきました。


2010/08/22 相馬沖堤
前打ちクロダイ狙いで相馬沖堤へ。 カニ、イガイ、同僚とエサを使い分けて挑むも、、、釣れない・・。
使い分けているエサで反応があったら携帯に連絡する約束をしていたが、同僚から連絡はこなかった。
もちろんこちらから連絡する事もない・・。
堤防上は釣り人も少なく、波は穏やか、釣りやすい状況であったが、、生体反応なし。
とても暑い一日だった。昼寝をしたら干からびてしまうのではないかと思えるぐらい暑かった。
真っ黒に日焼けしただけで、無料の日焼けサロンで無料サウナに入った気分なり。他の釣り人も釣れていないようだった。 冷凍カルピスの美味しさだけが記憶に残る・・。


2010/08/15 小名浜沖堤
 チームの腕自慢、Aさん・Bさんと釣りへ出かけることとなった。1週間前には小名浜の花火大会があり、花火の音のせいか10日ぐらいは根魚の食いが悪くなることを知っているが、Aさん・Bさんは「サバ釣り」をしたいとのことなので、大きいサバが釣れているとの噂のある小名浜沖堤へ行ってみる。
 小名浜港1号埠頭、市場前埠頭はお盆休みのせいか家族連れやカップルなどで大勢の人だかり。渡船に乗り込む方も多いようだ。我々は一番船に乗れるように出かけたが二番船になってしまった。今日は第二防波堤6番へ渡ることとする。6番へ向かう途中の第一防波堤7番8番付近には沢山の人が渡っているようだ。ウジャウジャって表現が適当かな。第二防波堤は比較的ゆとりがあった。
 当方はサバには興味がないというか青物釣りは全くしないので、相も変わらず「どうせ今日は釣れないだろう・・」と思いながらアイナメの落とし込み。落とし込みでもこの季節は「ソロリソロリ」と落とし込むと全てフグにやられてしまうので重めオモリ(6B)で「サー」と底付近まで落として着底が近くなってからソロソロ落とす変速技。中層のアイナメは無視するしかない。そんな釣りではなかなか大物は釣れないだろうがまともにやってたのではエサがいくらあっても足りないのでしかたがない・・。
 そんないい加減な釣りでも、午前中にコツコツアタリから「ピッ・・」と合わせたらなかなかの引き味があったが、アイナメではなく明らかなカレイの引き。バサバサした引きで上がってきたのは32㎝だった。どうせ釣れないだろうと思っていたのでとっても嬉しい気分になる。 アイナメの方は全て一年生のような超小型しか釣れなかった。ギュギューっと竿を絞り込むような引きが懐かしい。。。
 ウキ釣り組は「第一志望、メジナ」、「第二志望、大型サバ」だったようだが、メジナは釣れず。サバもAさん2匹、Bさん1匹と期待はずれだったようです。それもテトラ側で釣りのし易い内側は誰も釣れていないようだった。Aさん・Bさんともアジは相当な数を釣ったようでしたが大きさは超小型で不満のご様子。
 小名浜沖堤はサバが大漁だとの噂だったが、同じ沖堤でも沖堤全体が釣れるわけではなく、場所により釣れている所と全く釣れない場所があるようですね。渡船同乗者で第一防波堤7番に渡った方はボーズだったとのこと。第二の別な場所へ渡った方は「入れ食い」だったそうです。


2010/08/01 相馬沖堤
 今日はどうも気が乗らない。なぜ気が乗らないか、、フグのエサ取りのない海を経験してしまったため、魚影豊富なアイナメの海を経験してしまったため、かな。釣りをしないと体がリフレッシュできない体質になってしまったようで釣りには行きたい。釣れなければ釣りは面白くない。しょうがない、相馬沖堤でクロダイでも狙いますか、、てな感じでAさんと相馬沖堤へ。
 相馬沖堤はウキフカセ釣りの黒鯛師はあまり見かけず、前打ち黒鯛師を多く見かけました。当方も6.3mの前打ち竿に糸を通してクロダイを狙う。エサはカニ。カニ取りにはベルモントのカニ取り網を利用しているのですが、これは伸縮タイプでとても使い勝手がよい。ただし、網の部分だけはどうも堅いせいか網を被せてもカニが入りにくい。網の部分だけ別メーカーの安~いカニ取り網に付け替えてみると簡単にカニが捕まえられるようになりとっても便利。改造するのが面倒ですけどカニ取り作業は数段はかどるようになる。そのカニ取り網がしばらくしたら壊れてしまった。スペアの純正品に付け替えるも、カニを捕まえるだけでイライラしてしまう。イライラが極致に達してしまい純正品をぶっ壊して安い網に付け替える作業をするが、堤防上では作業がはかどらない。そんな作業中にクロダイをぶら下げた前打ち師が3名ほど目の前を通り過ぎていく。午前中はそれなりに釣れたようです。
 当方は網修理後に釣り再開するも釣果なし。 久しぶりの長竿で肘と肩が疲れた一日でした。


2010/07/18.19 八戸沖堤
早々と梅雨明けしそうな7月の連休、どこに釣りに行こうか悩んでしまう。小名浜沖堤はサバなどの青物が釣れているようである。青物が釣れ出すようになるとアイナメは釣れなくなってしまう。先週の相馬沖堤は奮わなかったし、イワシの群れが入っていたから小名浜と同じようもの。さて、どうしましょう・・。そんなときAさんから「北にでも行ってみますか」との提案。「そうだね」で簡単に決まってしまった。行き先は青森県八戸港。
仕事を終えて一風呂浴びて、車中、「大物がバカバカ釣れたらどうしよう」なんて夢を膨らませながら 夜の高速をぶっ飛ばして延々5時間。 さすがに疲れます。しかも徹夜で生あくびもパカパカ・・。
行き当たりばったりで出発したので到着しても渡船もよく解らない・・。エサも持参していない・・。エサ屋さんも知らない・・。まったく初めての場所を右往左往してしまいました。でも、青森県の方々はみなさん親切で助かりました。巡り会った人々は親切丁寧に快く教えてくれました。特にお世話になった光福丸の船頭さん、ありがとうございました。
八戸の沖堤の水深は相馬沖堤と同じぐらい、小名浜沖堤の7-8番付近よりもちょっと浅いぐらいかな。同じ東北の海でもフグのエサ取りは全くなし。嬉しいかぎりです!フグに代わってタナゴが上層で食いついてくる。同じ外道でも30㎝近くある本タナゴが頻繁に釣れるのでフグに比べると断然面白い。肝心の大型アイナメは釣れなかったけど北のアイナメはパワフルだった。30㎝程度でもガンガン引いてくる。もし40-50㎝のアイナメだったらどんな引きをするんだろうと期待感に胸が膨らみます。大型アイナメは見られなかったが数釣りが堪能できた楽しい釣行でした。また頃合いをみて行ってみたいと思います。この真夏の季節にタコ釣りの方もけっこういましたね。


2010/07/11 相馬沖堤
 早朝の暗い時間にチームメートとの待ち合わせ場所へ向かう途中、コーナーで車がふらつく。あれ?と思い、オールナイトのガソリンスタンドでタイヤチェックをしてもらったら、タイヤに木ねじが刺さって空気圧が激減しているとのこと。急いでパンク修理をしてもらった。これは、朝から縁起が悪いのだろうか、それとも高速に乗る前に気づいたのだから縁起が良かったのだろうか・・。
 相馬沖堤はここしばらく海が荒れていたそうで、渡船屋さんに近況を聞いても「良く解らない・・」、「なにせ渡せない状態が続いていたから・・」とのご返答。チームメートはウキ釣りでクロダイ狙いをするらしいが、当方はできれば大型アイナメが釣りたい。アイナメが釣れる間はアイナメ釣りにこだわりたい。なにせ、お持ち帰りして喜ばれるのは断然アイナメ。どんな料理をしても美味しく食べられる。みんなに期待されているし・・。需要は多いのだが、供給がおぼつかないのが少々さみしい所ではある。
 沖堤へ渡ってみると、今日は釣り大会が行われているようである。沢山の釣り人が竿を出している。名の知れたチームがおそろいのライフジャケットを着て、黙々とクロダイを狙っている。ウキ釣りの仲間は場所を探してウロウロ。なかなか良い場所がないようで困っているようだ。当方も荷物運びにお付き合い。
 ここしばらくの雨のせいで沖堤周りはゴミだらけ。みなさん困っているようです。もちろん落とし込みにもジャマなんてもんじゃない。しかも相当な潮流で着底するまでにケーソン2つぐらい流される。潮流のせいか前回ほどフグのエサ取りはないが、肝心のアイナメも釣れない。テトラ側で前打ちに切り替えようかなーと何度も頭をよぎるが、我慢、我慢。そのまま釣り続け、8時頃、30㎝ほどのアイナメ初ゲット。
「さぁ、これからだ・・」と意気込むも、その後はサッパリ。クロダイ狙いのウキ釣班も、たまにメバルが掛かるだけでサッパリだそうである。10時には釣り大会も終了したようで大勢の方々が帰って行かれました。ストリンガーがほとんど見られなかったのであまり釣れなかったのでしょうか・・。
 堤防上が広々となったので午後からは前打ちに切り替えるが、これまたサッパリ。内側の潮流が弱くなったようなので、またまた内側で落とし込みをするも、今度はチビフグだらけ~で、全く釣れない。堤防上に誰もいなくなるまで釣りをしていたが、サッパリで終わってしまった。チームメートもクロダイどころか、ほとんど釣れず。今日は朝から縁起の悪い一日になってしまった。


2010/06/20 相馬沖堤
 しばらくぶりに相馬沖堤に様子を見に行ってくる。渡船屋さんの情報では、投げで50㎝クラスのアイナメが出ている。フカセでクロダイが好調。前打ちのクロダイはパッとしないとのこと。内側ヘチにはまだアイナメが寄りついていないようで釣果は期待できないとのこと。
 投げ釣りはしない、浮きフカセもやらない、前打ちクロダイ・内側ヘチのアイナメはまだ。うぅーん、どうする。悩んでもしょうがない、いつものように落とし込みのアイナメ狙いをすることとしよう。
 小名浜のフグのエサ取りにうんざりしたので、相馬はフグが少ないことを期待したが、、、ふぐ、ふぐ、フグたらけ。ど~にかして~!ちょっと遠目を攻めればフグの攻撃は避けられるが、アイナメも釣れず。正攻法でいくと上層でカツカツカツっとやられる。それでもめげずに正攻法でいこう。エサが無くなったらあとは帰るのみ。型の良いアイナメを期待したが結果はイマイチなり。
 テトラ側フカセでクロダイ1匹、前打ちでクロダイ1匹を目撃したが大型アイナメは釣れていなかったようですね。全体的に釣れている気配は無かった。午後2時雷雨にて強制帰船。
 本日の釣果 25㎝~32㎝ 7匹。


2010/06/13 小名浜沖堤
 先週の悔しさを胸にリベンジのつもりで小名浜沖堤へ。今日も4時まで頑張ることとする。
 朝から堤防際を丹念に落とし込むもアタリなし。フグにエサを取られるだけの空しさが続く。一日釣りをしても堤防際でのアタリは一度もなく、長竿で5㍍沖目を探ることで2匹のアイナメが釣れたがいずれも30㎝未満の小型なり。午後から風向きが変わることを願ったが一日中南風であった。
 初めて堤防上で地震に遭遇した。初めは寝不足で自分がフラフラしているのかと思い、堤防から落ちそうな気配を感じたので一歩際から下がってもヨロヨロしているので、めまいを起こしたのかと焦ってしまった。津波の心配はないと電話で確認するも、やはり心配が残り自然と沖目に目がいってしまう。
 春のアイナメシーズンは早々と終わってしまったのだろうか・・。今日は日光浴にきた気分なり。


2010/06/06 小名浜沖堤
 水温は14.7度に上昇。大物が釣れることを期待して小名浜沖堤へ。
 いつもお世話になっている「としぼー」さんは6月から帰りの渡船時間が4時まで延長になったとのこと。6時から4時までは長丁場になるが今日は一日天気も良さそうなので4時まで釣りをすることとする。
 小名浜の海は朝からフグが活発である。アイナメのアタリはまったくなく、 あるのはフグの食い上げのアタリと、カツンとフグの歯が針に当たる微かなアタリだけ・・。上げてみるとスパッとカミソリで切られたようなエサの残骸のみが残っている。なんとフグのエサ取りの上手なことか・・腹立たしくなってくる。フグの猛攻でエサもあっという間に少なくなっていく。
 10時20分満潮なのにもう10時、それまでまったくアタリもなく、先週の貧果を含め「もうアイナメは居なくなってしまったのかなぁ~」なんて考えていた矢先、水深2.5㍍ぐらいで居食いのラインアタリ。クッと聞き合わせをしたら乗っている。ヤッホー!やっと来ました~!なんて喜んでいる暇もなく、強烈に下へ潜っていく。ユラ~ユラ~、グン・グン・グンてな感じで、親指をかけているリールの抑えが効かず、すごい勢いで逆回転。PEラインがガイドにこすれて悲鳴を上げている。ノブに親指をかけてなんとか止めた。これは間違いなく大物アイナメ。それも超大物・・。
 突っ込みは止めたがなおも強烈に絞り込む。右手一本では支えきれない。竿先は真下を向いている。左手を竿にかざし「この竿ってこんなに曲がるんだ・・」なんて感心しながら踏ん張る。暴れる魚に対して心の中で叫ぶ。「この野郎、いくら首振っても逃がさねーぞー、早く浮いてこい」。普段ならこの竿だとタメているだけで自然に魚が浮いてくるのに今日はそんな気配もない。さらに引くならラインを送り出さなければと思った瞬間、、、、プツン・・。急に軽くなった。 痛恨のバラシ・・。。あ~れ~~。。頭の中が真っ白になってしまった。 悔しい~~! ラインが切れたわけでもなく、針のちもとが外れた訳でもなし。よほど掛かりが浅かったのだろう、でも悔しい~!
 意気消沈してしまったが魚がいる事は証明したわけだし、その後も気合いを入れて落とし込むが、まったくアタリなし。今日は4時までだし十分時間はあると思っていたがもう3時。あと30分もしたら帰りの準備をしなければならない。そんな時、底でコツンと微かなアタリ。底の石の上に軽いガン玉が落ちたような感じの微かなアタリ。やっと2度目のアタリである。合わせたら横に走り出す。おっ、アイナメだ!今度は逃がさないぞ・・。
 なかなか良い引きをしている、期待が持てそうだ。一度水面まで上がってきたが、目と目が合った瞬間、一気に潜り出す。「よしよし、そのぐらいじゃないと・・」。何度も突っ込むのは大物の証拠・・。なんて思ったが一度の突っ込みで終わってしまった、物足りない。上がってきたのは47㎝。
 実質8時間釣りをしてアタリは2回。とても率の悪い釣りだと思うが釣れた時のスリルを味わってしまうと止められない。世間一般バラした魚は大きいと言うが、バラした時は数倍強烈な引きだった・・、そう考えるとなおさら悔しくなる。当分、この悔しさは晴れないだろう・・。


2010/05/30 小名浜沖堤
先週はアイナメが堤防へ寄りつきだしたと実感しました。水温も12.4°に上がっているようだし、ますます期待がもてると思っていました。
今日は比較的多くの方が釣りに来られていました。落とし込みをされている方も多く見受けます。先週は好調でしたが、今週はあまり釣れていないようです。釣れてもサイズが小さい。
当方もさしたる釣果なし。30㎝そこそこのアイナメが3匹なり。
早く水温が上がらないかな~、そしたらアイナメも釣れるのにな~、そう思って水温上昇を望んでいましたが水温が上がりだしたら急にエサ取りのフグが増えました。例年だと、エサ取りは居ないがアタリもない・・。アタリがあれば大型アイナメ・・。しばらくしてフグ来襲・・だったのに、今年は一緒になってしまったようです。とにかく今日は寒かった、冬の支度をしていって丁度良かったかな。


2010/05/23 小名浜沖堤
 昨日までは良い天気だった。今日は太陽が出る予報もなく、午後からは雨になる可能性が大きいようだ。しかし、釣りさえ出来れば天気など多少は我慢。我慢と言ってもやっぱり雨はいやですけど。それと落とし込みは風にも弱いし。強風だと仕掛けが沈まないこともあるしね。 先週は投げでカレイが好調だったようです。40オーバーのカレイが景気よく釣れていました。アイナメの40オーバーも情報では釣れたそうですがすべて投げ探りのようでした。当方も先週釣りをしましたが、まだ堤防に寄りついている所までは感触がありません。 週半ばには水温12°と表示されていたので「これなら今週ぐらいから寄りつくな、、しめしめ」と思っていたところ、今日はまた9.7度に降下。そんなに簡単に変動するのだろうか。 たぶん水面の表層で水温測定しているんだな、なんて思います。
 さて、 渡船屋さんに到着すると今日も比較的空いていました。昨日は晴天で人だかりだったそうですが、今日は天気が良くないので空いているんでしょう。今日みたいな日に釣りに来ている人はよっぽど好きな人だと思いますね。俗に言う「釣りキチ」です。
 昨日の人だかりの中でも比較的少なかった堤防を船頭さんから聞いてそこに渡る。少なかったのは先週とまたまた同じ場所。3回も続けて同じ場所へ渡りました。第2防波堤は今日も比較的多くの人影が見えるが、当方が渡った場所はガラガラでした。そそくさと仕掛けを作り、釣り始める。
 釣りを開始して1時間、やっと初アタリ。上層居食いにて38㎝。「ほほ~、上層ね~。」アイナメが活発に動き出した証拠です。それから10分ほどしてまたまた居食い。今度は36㎝。これは今日は底まで探る必要はないなと、テンポ良く上層だけ探る。また10分後に 居食いで今度は44㎝。しばらくぶりに40オーバーのアイナメの引き味を楽しみました。その後も居食いでポコポコ釣れる。
 釣った直後に計った時には45を超えていると思ったんですが、食いが立っているので写真を撮っている時間を惜しみ、そのままクーラーボックスに突っ込んだら「くの字」に曲がってしまいました。背骨の曲がりを修復するのはお手の物なので真っ直ぐにしたんですが、44センチになってしまった、とほほ、。
 食いが立ったのは1時間だけでその後は上層では釣れず。底まで探るのも、なんとなく寒いし面倒くさくなる。竿の上げ下げだけで楽な釣りをしてしまうと、ラインを出して着底させて探りを入れるのが面倒~。手はかじかんでるし、湿気でラインが竿に張りつくし・・。やる気のない釣り人は、まだ9時だというのにお湯を沸かして昼飯を食べてしまった。帰りまでお腹はもつんだろうか。。
人間は楽な事を覚えると苦労しようとしなくなってしまいます。マジメにやればもっと釣れたかも、。
他の釣り師の方も型の良いアイナメを釣り上げていたようです。
本日の釣果、アイナメ9本(最長 44㎝)。


2010/05/16 小名浜沖堤
どうも聞こえてくる声は、「今年はなぜか釣れない」、「釣れないどころかぜんぜん生体反応を感じない」など暗い声しか聞こえてきません。原因はいくつか考えられる。昨年秋からの産卵時も釣れなかった事を考えると、温暖化で寒流系のアイナメがどこかへ行ってしまったのか、小名浜の大規模な堤防工事で寄りつかなかったのか、今年春の寒さで水温が上がっていないせいなのか。ゴールデンウィークの5月初め小名浜の水温は8.3°。例年だと10°は超えているはずなのに低い水温です。現水温は9.7°に上がったようだからそろそろ釣れるはず。これで釣れなかったら別に原因があるのだろう・・。なんて考えながら小名浜へ向かう。
渡船屋さんへ到着すると受付番号1番。本日第一号でした。なぜか今日は空いているご様子。どこに行こうか迷ったが、前回餌付けをして次回に期待した同じ場所へ渡る。
堤防に上がってもガランコ。ガラガラの堤防を見ながら勝手に妄想をしてみる。
「天気が良いので関東方面からはるばるやってきたのに、さっぱり釣れない。もう来ない!」 なんて感じなのだろうか・・。
こっちもしばらく釣れていないので気合いを入れないとならない。今日は11時20分が干潮だからそれまでにはなんとかしたい。朝から丹念に落とし込む。いつもより丁寧に探る。それでも3時間まったくアタリは無かった。9時を少し過ぎたぐらいで初アタリ。明確な引き込むようなアタリだった。案の定、上がってきたのは尺足らずのアイナメ。明確なアタリほどサイズは小さい。その直後、今度はコッとかすかなアタリ。反射的に合わせたら乗りました。乗りましたがなんとなくおかしい。アイナメ特有のグッ、グッ、グッという引きがない。水面近くまで来て一度は突っ込んでいったがユラユラ感ははなく、バサバサしているようだ。こりゃ、カレイだなと思ったらやっぱり・・。40㎝ジャストのナメタでした。釣れればそれなりに嬉しい魚だが、やっぱり引き味はアイナメが断然面白い。
本日はアイナメ4匹、ナメタ1匹。アイナメは最長37㎝。この時期は釣れれば40オーバーだと思っているがなぜかサイズが小さいね。それでも型の良いアイナメもポツポツ出だしているようです。


2010/04/17 季節はずれの雪
季節はずれの大雪となりました。もうすぐゴールデンウィークだというのにこんなに雪が降るとは、、記念に一枚。
この時期に早朝より雪カキをさせられるとは、、
初めての経験かな。

これでまた、釣りへは行けなくなってしまった。


2010/04/11 小名浜沖堤
忙しい季節も一段落し、しばらくぶりに釣りへ出かけられる。春の一発目は小名浜沖堤へ。
朝4時頃、海へ向かう途中の温度計は13゜C。数日前はマイナスだったのが嘘のように暖かい。南から風が吹いているせいだろう、この分だと雨が降り出しそうな気もする。雨にならない事を願いながら小名浜まで暗い峠道を走り抜ける。早めに渡船屋さんへ到着したつもりが、先客10名ほどが待っている。
沖堤渡船は今月から朝6時出船だそうです。6時出船、2時帰船。
あまり風もないようなので第一堤防の7番へ渡る。7番から8番内側を攻めるがなんのアタリもない。エサは沢山あるのに食われる気配もない。堤防上のテトラポットを撤去した大大西付近を攻める。テトラがあって釣りが出来なかったからアイナメがわんさか居そうな気がしたが、ここもなんの気配もない。いつまで経ってもエサが減らない。新鮮なエサに付け替えるのも面倒くさくなってしまう・・。エサを付け替えた途端に食ってくる事もよくある事なので、こまめにエサを付け替えるが、やっぱりなにも起こらない。
腰に差している玉の柄が鉛のように重く感じる・・。 無用の長物のように思えてしまうが、釣れたときのことを考えると外す訳にはいかない・・。
しばらくぶりに釣りにきたせいか、足腰が疲れてどうしようもないので堤防上でストレッチ体操。そしてお湯を沸かしてカップラーメン。沖堤で食べるカップ麺は格別の味がする・・。ここで昼寝をしてしまったらそれこそピクニックになってしまうので、気合いを入れて午後も釣り歩く。しかしとうとう生体反応は感じずに終わってしまった。最後はエサを海に投げ入れて魚の餌付けに来たとあきらめ次回に期待しよう。


2010/03/08 リールシートの修理
なかなか釣りには行けないので竿の手入れをしようと普段あまり使わない竿を出したらリールシートのストッパーが無い!あれ~!以前に旧リョービのストッパーが壊れた時には修理専門店にお願いしたのですが、輸送費やリールシート交換などで結構な値段になりました。今回はダメモトでメーカーに直接修理をしてもらうことにする。ダイワのSXトーナメント、すでに廃盤にはなっているがなんとかなるでしょう。2週間ほどで修理から戻ってきました。気になる値段は、1,800円ほど。安~い!ラッキー!ところが修理された部分を見てみると、 はぁ??シルバーのはずのストッパーが黒??ここだけ黒はおかしい。どう見てもバランスが悪い。
全体がシルバーでシート部分にダイワのロゴ入り、気に入ってたのに。汚されてしまった気分です。
メーカーさんが元々の姿を知らないはずがないのに何で黒にしちゃうのかな?これなら高くてもシルバーのストッパーの方が良かった。使えれば良いでしょって問題ではないと思うのですが。。
ダイワさんにはもう少し考えてほしいものです。


2010/01/17 小名浜沖堤
今日は晴れるが寒い一日となる天気予報、しかし天気図を見るとあまり風はなさそうだ。風さえなければ 多少の寒さなど慣れたモノ、意気揚々と小名浜沖堤へ出かける。
今日は釣り大会の団体さんがおり、一番船に乗る予定が三番船になってしまった。小名浜沖堤は最近、なぜか団体さんが多い。第一堤防が大規模な工事中であること、青物釣りでは大人気の7番付近がこの季節は強烈な風で釣りにくいこと、などなどの影響か第一堤防はガラガラで第二堤防に釣り人が集中して渋滞気味である。我々も第二に渡る。
堤防上ではパラパラと雪が舞っている。珍しい事だが今日は大物アイナメが釣れると決め込んでいる釣り師には寒さも感じないし雪も気にならない。午前中はほとんど風もなく釣りやすい天気だった。その釣りやすい天気の間に、25㎝程度のアイナメが2匹釣れた。2匹とも大きくなって帰ってくる事を願いリリースする。11時になった頃から突然風が出だし、みるみる強風になる。それとともに寒さが身にしみる。完全防寒だが鼻水たらたら、手はびりびり。その後はなんのアタリもなく、ギブアップ。同僚はチビフグとドンコ1匹のみでアイナメは釣れずじまい。最近の小名浜はなんかおかしい。釣れないからそう思うだけなのかも知れないが、アイナメの魚影が薄い。釣れてもサイズが小さい。良型アイナメはどこに行ってしまったのだろうか・・。フカセで良型黒鯛を釣った方がおられたようでした。 最高気温5度、最低気温-3度。


2010/01/10 小名浜沖堤
新年の初釣りを小名浜沖堤で行う。ここ数日、海が荒れていたということで内側にて落とし込みをすることとした。天気予報では風も余りない予定だったが、なんのなんの。強烈な北西の風で参った・・。 団体さんと同じ場所へ上がったので、まずいな~と思ったが団体さんは皆さんテトラへ上がったので内側はガラガラ・・、しめしめ・・。しかし、な~んのアタリもない。結局最後まで、な~んのアタリもなく生体反応を感じることもなく、強風を真正面から受け鼻水タラタラ・・堪えるだけで納竿となりました。当方は、「小名浜の海には魚がいない」 と思っていましたがそんな事もないようです。
一緒に行った板さんは、投げ探りで大物をゲット!
50㎝に1㎝足らずの49㎝、ビックサイズです。
テトラの際を探っても何のアタリもないので30mほど投げて探ったら「グ・グ・ググ」と来たそうです。
ただし、アタリはその1回だけとのこと。ワンチャンスをものにするとはさすがです。
常連さんに釣果を聞いてみたが、皆さんダラダラ潮のせいか残念ながら釣れなかったようでした。


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